埼玉大学「HiGEPS-STAR」プログラムが 2025年度JST「次世代科学技術チャレンジプログラム(STELLAプログラム)」に採択されました。

 科学技術振興機構(JST)が募集する「次世代科学技術チャレンジプログラム(STELLAプログラム)」において、埼玉大学が2025年度採択機関として選ばれました。(プログラム名:埼玉大学「HiGEPS-STAR」)
(その結果につきましてはJSTホームページ中のプレスリリース記事を参照ください。 科学技術振興機構報 「次世代科学技術チャレンジプログラム」2025 年度採択機関の決定について )

 

JSTによるSTELLAプログラム事業の趣旨(以下引用)に基づき、埼玉大学が提案した教育プログラム「HiGEPS-STAR」が採択に至りました。

「科学技術・イノベーションをけん引する次世代の傑出した人材を育成するため、初等中等教育段階(小学校高学年~高校生)において理数系に優れた意欲・能力を持つ児童生徒を対象に、その能力などのさらなる伸長を図ることを目的とします。探究活動、STEAM教育、アントレプレナーシップ教育、国際性の付与などの高度で実践的な取り組みをはじめとした、実施機関や地域などの特徴を生かした多様で挑戦的な取り組みを支援します。」

それに準ずる高校生向けの教育企画を立案・応募(提案)し、面接審査を経て今回採択に至りました。埼玉大学では、15年前から高校生を含む児童・生徒に向けた理科教育プログラムを行ってきました。今回のSTELLAプログラムの前身であるJST「グローバルサイエンスキャンパス」事業においては、2017年度~2020年度の支援事業として専門性とグローバル性を有する理工系人材育成をめざした高校生向けプログラム「HiGEPS」を行ってきました。その運営経験と培った成果を活用し、同プログラムを支援期間後も埼玉大学での自己運営プログラムとして継続してきました。今回は従来からの、埼玉大学が有する理工系学部を生かした専門性高い理科教育(関連分野含む)、グローバル人材としての資質を育むための実践的な企画を基盤として、新たに研究活動を側面から補強するための支援企画(プレゼンテーションスキル・AI活用・実験学・リテラシー教育など)、問題発見力・解決力育成の意義の理解向上とスキルアップに向けた、ワークショップ形式の企画を新たに組み込んだプログラムを提案しています。また、大学が高校性に向けた教育活動を支援する点からは大学の持つ研究・教育のポテンシャルを生かすとともに、本申請では、その教育に理工系大学生や在学する留学生のコミットも重視して、高校生に向けた育成であると共に、大学生・留学生に対しても科学コミュニケーション・多文化共修学習実践の教育機会としての活用を期待しています。

この採択を受けて、広く高校生・高校等教育機関に向けてプログラム内容のご紹介を行い、2025年度埼玉大学「HiGEPS-STAR」プログラムの募集を開始するべく準備中です。

詳細は本ホームページで公開していきますので、関心有る理工系志向の高校生の皆さん、各高等学校(等)機関の先生方におかれましては、都度参照いただき、本事業への応募を検討いただければと思います(対面受講に加えて、とくに遠方の受講に向けたZOOM によるリモート受講も準備中です)。

今後の予定:事業の広報(高校向け・教委向けも含む)、高校学事(定期試験など)期間を勘案して

HiGEPS-STAR募集要領の公開 

WEBによる応募(WEBエントリー)←7月11日締め切り予定  

エントリーセミナー受講とレポート提出 ←7月25日締め切り予定

受講生選抜 ← 8月8日

初回の「HiGEPS-STAR」企画は8月10日を予定していますが、6月14日(土)、7月12日(土)15時から「HiGEPS-STAR」プレセミナーを開催予定です。応募者、応募を検討している皆さんにむけた、大学の教育・研究現場で開催する有意義な企画ですので、参加・活用いただければと思います。随時、受講生募集関連の情報はアップしていきますので参照ください。なお、何か不明な点、ご相談などございましたら、電子メール:higeps.saitama@gmail.com  電話:048-858-9302 までお寄せください。   HiGEPS支援室